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にわやま歯科クリニック  診療室  インフォームドコンセント

 当院の診療方針

当クリニックでは、歯の治療は予防の為の治療(歯をダメにして抜いてしまい、[総]入れ歯にならない為の治療)と考えています。

従いまして、治療の第一段階として、この病気が今後再び起きない様にする為に、全ての患者さんに正しい口の中の清掃法(ブラッシング)をご指導させて頂きます。そして、それが確実に実行され、歯石を除去し清潔な口腔衛生状態ができあがった時始めて歯周病治療(歯肉の治療)や修復処置(金冠をかぶせたり、さし歯にしたり、入れ歯を作る)を始める事ができるものと考えております。

歯がなくなる原因の主なものは、歯周疾患(いわゆる歯槽膿漏等)と歯のう蝕(虫歯)です。そして、その原因はプラーク(食べかす等)の中にいる細菌なのです。ですから皆様は、治療を始める前に、まずこのプラークを取り除かなければなりません。又、常にプラークがついていない様な状態である生活習慣を身につける事も重要です。

【当クリニックの目標】

(1) 自分自身の歯で一生生活できるように
(2) 治療後同じ事を繰り返さない為に(再発予防)
    定期健診(リコール)の重要性に力を入れております。


歯は神経を取ってしまうと、歯の抵抗力は途端に失われ、急激に虫歯が進行しやすい状態になります。自己治癒力を発揮させるためには、神経を失わないように早い段階で治療することが大切です。

神経を抜くほどの大きな虫歯になると、保険では金属製の冠しか使えませんが、自費にするとセラミックを使った材質で自然の歯と同じ色に調達する事が可能です。セラミックの方が汚れが付きにくく、ケアがしやすいという面もありますが、1本5万から7万円の費用が掛かります。

メンテナンスの為に歯科を利用する習慣がない為です。見た目だけの問題ではなく、しっかり噛めないと胃腸を含め全身の健康にも悪影響を及ぼします。もっと口の中の健康にも気を配って頂く事も重要だと思います。

歯周病の原因となる細菌が血管を通じて心臓へ達し、心臓の内膜に炎症を引き起こす細菌性心内膜炎や血液中に入り込んだ歯周病原菌が血管壁に感染すると、動脈硬化を引き起こしたり、血栓を起こしやすくなったりします。

また、飲み込む力が弱くなった高齢者の人や手術後の人などは口の中の細菌が気管から肺に入り込み肺炎を起こしやすくなります。

さらには、細菌が産生する物質が膵臓におけるインシュリンの作用を阻害し、糖尿病を悪化させたり、最近では低体重児出産への関与までも取りざたされています。

このように、口の中の環境の悪化は常に歯や歯肉などの歯周組織を破壊するばかりでなく、特に抵抗力の低下している人では全身へ悪い影響を及ぼす可能性があります。

一生 自分の歯で食事ができる事ほど幸せな事はないと思います。



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