海外の矯正歯科事情
海外では矯正治療は当たり前―。
こんな話を聞いたことがある方も多いでしょう。
では何故当たり前なのか? 日本とはどう違うのか? という点を、アメリカの例をご紹介しながらお伝えします。
アメリカでの矯正治療に対する考え
アメリカの子どもは、学校で教育を受けるのと同じ感覚で矯正治療を行います。なぜならば、歯並びが悪い(=矯正治療をしていない)ことは、その家の教養がなっていないと見られるからなのです。社会に出てから歯並びのせいで苦労することのないようにと、各家庭では子どものうちに矯正治療を進めていきます。
そして、子どもの頃には問題ないと思っていたのに、大人になっていくにつれて歯並びが悪くなってしまった・・・
そんな大人たちは仕事をしながらも積極的に矯正治療を行います。
「整った歯並びと噛み合わせはきちんとした大人の証」この考えが深く浸透しているのです。
ここが日本と違う!アメリカの矯正治療のあり方
- ●歯並びが悪い=病気
- 歯並びや噛み合わせが悪いと虫歯になりやすくなり、全身の健康が損なわれる――
このことから、悪い歯並びはすなわち病気とされています。 - ●矯正装置はむしろ見せるべきもの
- 矯正装置がついているということは、美しい口元を手に入れるために努力しているということ。
恥ずかしがって隠すなんてことはもってのほかで、みんな堂々と装置を見せています。
カラーゴムなどでおしゃれを楽しむ人もたくさんいるのです。 - ●矯正は大人になるための第一歩
- 子どものうちに治療をすれば治療費が安く済むことから、アメリカは国を挙げて子どもの矯正治療を推進しています。
ジュニアハイスクールに通い始める12歳の子どもで矯正治療を受けているのは4人に1人、親は“親の責任”として子どもの矯正治療のために貯金をし、治療を受けさせます。
子どもとしても「矯正装置をつけることは大人になるための大事な一歩」だと考えているので、 恥ずかしがることなく、むしろ喜んで治療を受けるのです。
海外の矯正歯科事情:大人の矯正歯科治療ガイド
横浜の歯科医院(歯医者) プラージュ矯正歯科クリニック