歯科講座



歯科治療内容・知覚過敏

 知覚過敏症とは

知覚過敏虫歯でもないのに、冷たい水を口にすると歯がしみたり、歯を磨く時に歯ブラシが当たって痛い・歯がしみると言った知覚過敏の症状でお悩みの方が結構おられます。

歯周病などで歯肉が下がったり、間違った歯ブラシの仕方を続けていたりすると、エナメル質の中にある象牙質がむき出しになります。すると冷たい物などの刺激が歯の神経に伝わり、しみるような痛みを感じます。これが、知覚過敏という病気なのです。

知覚過敏が悪化すると、歯ブラシでも痛みを感じるようになり、しみる所を磨くのが苦痛になってきます。そのままにしていると、虫歯や歯周病の原因となる歯垢が取れなくなり、様々なトラブルにつながります。


 知覚過敏の治療方法

治療方法としては、MSコートと言う(テレビCMで有名なシュミテクトの強力な物)塗り薬があります。週に1回塗布する治療を3〜4週繰り返します。また生体親和性に 優れた素材(レジン=プラスチックのような物)で表面を覆う方法もあります。

知覚過敏症の根本的な原因の多くは歯周疾患です。できるだけ早く、歯科医院で適切な処置を受けられる事をお勧め致します。



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